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2017-11-03(Fri)

プロモーション

人工知能AIで新規顧客を獲得!最新のAIプロモーション

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人工知能「AI」は、どのようにビジネスで活躍しているのでしょうか。若年層から年配層にまでファンが広がりつつあるパーソナルジム「FincFit」のAIアプリ“あいちゃん”に着目しながら、今後の新しいビジネスチャンス創出のきっかけを探ります。

【1】AIの“あいちゃん”とは

パーソナルジム「FincFit」のアプリでは、AIの“あいちゃん”が活躍しています。初期設定時にあいちゃんから年齢や性別、そして改善したい体のパーツや悩み、目標などを質問され、チャット形式で回答するとその情報をインプット。その後は朝・昼・晩の3回に分けて悩みや目標に応じたエクササイズや知識をチャットで提供します。

それも一方通行になりすぎないように、
「〇〇さんは冷え性に悩んでるって言ってたけど、最近もそうかな?」
などと質問から始まり、「YES」と答えた時のみ情報を提供します。
「そうなんだぁ…冷えは代謝を悪くしてしまうから、脂肪燃焼のためにも日頃からカラダを冷やさないようにしようね。〇〇さんにおすすめの冷え改善のTRYがあったから、ぜひ試してみて!」
と適したエクササイズの記事を表示し、「お試しする」ボタンを押せば記事が表示されるという仕組みです。
「また後で」を推すと「は~い!ではわたしも勉強タイムにしよーっと」と明るく諦めてくれるなど、ユーザーの負担やストレスにならないよう細部まで配慮されています。

【2】プッシュ型だけでなくプル型のコミュニケーションも

上記はアプリ側からアプローチするプッシュ型のコミュニケーションですが、ユーザーから働きかけるプル型のコミュニケーションにも対応しています。

たとえば、AIのチャットで食品名を打ち込むとカロリーが表示されます。ほかにも、チャット上で「二の腕」や「太もも」など気になるパーツを打ち込んだり、「痩せたい」などと希望を伝えると、適した情報記事をピックアップして紹介してくれるのです。

こうしたコミュニケーションができると、自分で情報を探す手間が減り、エンゲージメント率が高まります。

【3】ジムに通わない顧客もターゲットに

高年齢層にはコミュニケーションツールとしても人気で、自宅で手軽に運動ができるので重宝されているとのこと。高齢者に限らず、ジムに通わない・通えない顧客も獲得するため、健康商品を扱うECサイトを運営し、販売促進ツールとしても活用しています。

こうした取り組みにより、マーケティングコストや販売コストを下げつつ利益を生み出せる仕組みが出来上がっているのです。「高齢者をジムに通わせるにはどうするか」という発想ではなく、「ジムに来ない高齢者を顧客にするためにはどうするか」という発想に切り替えたのが大きなポイント。お互いにウィンウィンの関係ができていて、社会的貢献につながった画期的サービスのひとつだと言えます。

まとめ

AIは人間の仕事を奪うと言われることもありますが、こうした新しいツールを活用して売り上げを新しく生み出す仕組みを作れたら最強です。人の仕事を奪う存在としてではなく、新しい仕事を作る存在としてAIを活用したことこそ、成功の理由でしょう。
ビーダッシュではこうしたマーケティング・プロモーション企画のアイデアも多数ご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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