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2018-03-30(Fri)

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JTB西日本×シャープの「ロボット旅」は観光業の起爆剤になるか

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JTB西日本は、シャープが提供するモバイル型コミュニケーションロボット「ロボホン」と旅を楽しむ新商品「ロボホンと行く『ロボ旅』(京都)」の販売をスタートしました。最新テクノロジーを駆使した旅行者向けサービスが相次いで誕生する中、どのように外国人市場を開拓していくのか、その設計図を分析します。

【1】旅行者に合わせて情報を最適化

旅行者に持ち運び可能なロボホンを貸し出し、京都の町歩きを楽しんでもらうというサービス。ロボホンは位置情報や施設に設置されたビーコンに反応し、観光場所や店舗の説明、順路、付加情報を案内します。

これにより、必要な時に必要な情報を与えられます。一般的な旅行雑誌だと情報の網羅性は高いものの、その時どきのシーンに合わせて自分で情報をピックアップする必要があります。しかし、こうしたテクノロジーを活用することで、自動的に最適化された情報を受け取れるようになるのです。言語の壁があるからこそ、こうした情報の自動化が重宝されることでしょう。

【2】効果検証まで緻密にデザイン

外国人旅行客も多い京都でコミュニケーションロボットを導入することにより、観光事業の人材不足を解消すると同時に、日本らしいおもてなしを叶えるのがこのサービスの狙い。京都市内でも4か所にロボホンを設置し、英語と中国語でサービス内容や商品の案内を行い、翻訳機能で観光客とのコミュニケーションの効率化も図っていくとのことです。

さらに、観光施設にもロボホンを配置し、サービスを受ける側と提供する側の双方から効果検証も行えるのがこのサービスの強み。ロボホンが可愛らしくしゃべるので、一緒に写真を撮ることもでき、ひとり旅のパートナーとして活用されるよう「おひとりさま」のニーズも捉えました。

ロボットと旅する新たなスタイルを提案するとともに、人に寄り添うコミュニケーションロボットの観光産業での新たな価値を創出する狙いも。日本の観光事業は成熟していますが、オリンピックに向けてさらなる進化を遂げようとしています。

まとめ

成熟した市場でも、切り口を変えれば新たな価値の創造が可能です。特に進化が目覚ましいIT業界であれば、その分チャンスは多いと言えるでしょう。

ビーダッシュでは、こうしたサービスのプロモーション提案も行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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