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2016-06-28(Tue)

MAツール

無料のMAツールでもここまで使える!

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「MA(マーケティングオートメーション)ツール、ことばや記事はよく目にするし何となくはわかるけど、使ってみないとわからない!」とお考えの方!今回は無料のMA(マーケティングオートメーション)ツールをご紹介します。

市場にはたくさんのMA(マーケティングオートメーション)ツールが存在しています。多くは初期費用が10万円程度、そして使用料も年間100万円を超す費用が必要で、数百万かかってしまうツールも珍しくありません。初めて導入するには、ハードルが高いですね。「その値段ならマーケッターや営業が雇える」と上司に怒られてしまいそうです。

無料のMAツールって?

MA(マーケティングオートメーション)ツールの多くは無料トライアルが可能ですが、長くても30日間限定というものが多いので、MA(マーケティングオートメーション)のサイクルを回していく期間としては短すぎます。

そこでMA(マーケティングオートメーション)ツールのお試しとしてお勧めしたいのが、「無料MA(マーケティングオートメーション)ツール」です。欧米はオープンソース(無料で自由に使えるソースコードが公開されているアプリケーション)文化が広がっていて、普通は高額なMAツールでさえ、オープンソースのものがあります。リード数やアクセス数が一定以上になったら有料になったり、サポートが有料だったりという例が多いですが、その金額も一般のMA(マーケティングオートメーション)ツールに比べれば安く抑えられています。

機能的には、ツールによって違いはありますが、入力フォーム作成、リードナーチャリング、メール配信、Webトラッキング、キャンペーン実施、LP(ランディングページ)作成といった基本的な機能は備えているツールが多いです。

前置きはこのぐらいにして、まず無料MAツールとして有名なところを紹介します。

無料MAツールでも基本機能は問題なし

Leadius

http://leadsius.com/
2,500リードまでは無料のMAツール。2,500リード以上は有料で、月295ドル(約31,000円)になります。HTMLメール作成・配信、Webトラッキング、リードの行動分析・レポート、フォームやLPの作成など、基本的な機能は利用できます。ただ、すべて英語で、サポートも英語のオンラインコミュニティ、日本ではまだ導入事例が少なく、ネット上でも日本語の情報はかなり少ないのが難です。

salesautopilot

http://www.salesautopilot.com/
リード数は制限がなく、メール配信が月400通まで無料のMAツール。以降は1,000通までで月12ドル(1,272円)になります。メールに強いMA(マーケティングオートメーション)ツールで、eコマース、CRM、アフィリエイト、ヘルプデスクなどの連携モジュールも提供されています。これも残念ながら英語のみで日本ではあまり見かけません。
英語版しかないの?と思われた方に、最後に一番のお勧めを紹介します。

日本語対応で本格派!なのに無料のMAツール!

Mautic

クラウドで使う場合

https://Mautic.com/
Mautic -クラウド

ダウンロードして使う場合

https://www.Mautic.org/
Mautic -ダウンロード

特徴1 デフォルトで日本語表示できる!

このMAツールの特徴は、なんといっても日本語化されていること。管理画面やメニューが日本語表示もできるのは、企業ユースでは助かります。私もあまり英語は…。

Mautic -管理画面

メニューやアラートなどは日本語。さらなる日本語化も進行中です。

さらに、サポートは英語のオンラインコミュニティなのですが、日本語のマニュアルがあります。日本で一番使われている無料MA(マーケティングオートメーション)ツールなので、Facebookのグループもあります。質問やTIPSが飛び交っていますので、これも心強い存在です。Web上だけでなく、勉強会やMeetupなども開催されています。

Mautic 日本語マニュアル
https://mautic.org/docs/jp/index.html

Facebook/Mautic で初めてのマーケティングオートメーション
https://www.facebook.com/groups/1336386156387558/

懐かしのWindowsのイルカのカイル君(ちゃんと名前があったんです)のように、チップ君も日本語で登場します。

Mautic -チップ君

特徴2 クラウドでも自社サーバでも使用可能!

MAツールの多くは、ベンダーサイドのクラウドで使用するSaaSタイプで、特に個人情報保護法が世界的にも厳しいと言われる日本では、セキュリティの不安から使えない、という声も聞きます。

Mauticは、クラウド型と、オンプレミス(ダウンロードして自社サーバや自社指定クラウドで使用)型の両方が用意されています。オープンソースなので、開発力があればカスタマイズして使うこともできます。

特徴3 基本は無料、有料でも月1,000円!

費用は、ダウンロードして使う場合、初期費用・使用料ともに無料です。クラウドの場合は、2500リードまでは完全無料、それ以上だと有料になります。といっても、年間120ドル(12,720円)、月に1,000円程度です。有料の場合は、メールでのサポートが可能になります。ただし英語ですが…。

特徴4 高額MAツールに負けない高機能

無料といっても、下記のとおり機能はしっかり備えています。

リード管理

コンテンツにMautic専用タグを埋め込み、IPアドレスとCookieでサイトにアクセスしたリードの行動をトラッキングできます。どのページにいつ・どのぐらいアクセスしたか、資料をダウンロードしたか、どのメールを開封したかなどの行動を追跡し、一覧表示できます。最初に営業の名刺やセミナー来場者名簿などからリード情報を入力する場合は、フォームを作成して入力します。

キャンペーン設定

Mauticでは「キャンペーンビルダー」というツールを使い、リードナーチャリングのためのシナリオを作成できます。ノード式でドラッグアンドドロップで作成できる、わかりやすいツールです。たとえば、「メルマガフォーム登録、即時にサンキューメール、開封したら3日後にメールAを送信、開封しなかったら3日後にメールBを送信」というように、条件を設定してOne to Oneマーケティングを自動化できます。

スコアリング

リードのあらゆる行動を記録しスコア(得点)をつけることができます。Mauticでは、上のキャンペーン設定でアクションポイントごとにスコアを決められます。たとえば、「サンキューメールを開封=プラス10点、未開封=マイナス5点」といった具合です。そうして見込み客の購買意欲を点数化し、可視化して次のマーケティング施策に活かします。

メール作成配信

HTMLメールの作成機能と配信機能があり、配信結果、開封率、クリック率がレポートにより可視化できます。また、条件やリードのセグメントにより、ステップメールの配信も可能です。

LP作成

管理画面上でLPを作成することができます。フォームを埋め込むことも容易にできます。

Web解析

アクセス数、導線、資料のダウンロード数、どんなキーワードで訪問されたかなど、自社のサイト状況を数字で確認し、最適化することができます。

まとめ

無料のMA(マーケティングオートメーション)ツールは、リード数やメール配信数に制限のあるものが多く、一定の数を超えると有料になるようです。
ただし機能的にはこれだけ揃っているので「初めてのMAツール」にぴったりです。ぜひマーケティング活動を自動化、効率化する第一歩を踏み出してみてください。きっと世界が変わると思います。

そして自分たちのゴールや目標、欲しい機能が明確になったら、その時有料のMA(マーケティングオートメーション)ツールを検討しても、何もわからないまま有料MA(マーケティングオートメーション)ツールを導入するより、意外と効率的かもしれません。

※1ドル=106円で概算(2016-6-24現在)

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