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2016-10-19(Wed)

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展示会で獲得した名刺は財産! 売上のためにやっておきたいこと(前編)

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展示会ラッシュのこの時期こそ、多くの名刺情報を得られる絶好の機会。

いただいた名刺はリードとなりうる企業様の名刺なので、しっかりと活用し、次の売り上げに繋げるための施策を行っていきましょう。

多くの名刺情報を獲得するには絶好の展示会

現状、御社では展示会等でいただいた名刺をきちんとデータベース化されていますでしょうか。

”とりえず収集した”というだけで、死蔵している名刺が溜まってしまっていないですか?

おそらくこれからの時期、展示会ブースで交換した名刺、アンケートに答えていただいた際の名刺、商談スペースでお話しして頂いた名刺など、どんどん溜まっているのではないでしょうか。

中には、展示会を複数掛け持ちしている方もいるでしょうし、そういった方におかれては、かなりの枚数になっていることかと思います。

では、この次の売り上げに繋がる大切な資産である名刺を、みなさんは上手く活用できていますか?

ここでは名刺をどのようにデータ化をしていくかなど、収集から活用へ繋げる方法を考えていきたいと思います。

名刺情報は鮮度が命! 獲得したらできるだけ早くデータ化しよう

名刺を集めた後は、次にどうされていますでしょうか。

来場していただいた方々の名刺をただ眺めて、「あのときあんな話したな」なんて、ぼんやり考えるだけ……ということは流石にないと思いますが、名刺情報を対応した担当者レベルでクローズしていませんか。

集めた名刺は、対応した担当者だけの資産にしてしまうとエスカレーションされず、他の営業がもっている商品やサービスの情報を送るといった、横展開の機会を失ってしまいます。

だからこそ、名刺はきちんとデータベースに取り込んで整理し、社内で共有できるようにするのが肝要です。

更に、なんといっても名刺の情報整理は素早さが命です。

スピード感をもって次の施策に移れるか否かで、次の売り上げに繋がるかどうかが決まります。

来場者の方は、実際にブースに来ていただいて、こちらがいかに商品やサービスが素晴らしいかを力説したところで、先方の興味を惹くようなものでなければ記憶に残りません。

仮に来場者が商品やサービスに興味を持って話を聞いていただいていたとしても、時間が経ってからのフォローになってしまうと、紹介した製品やサービスのことをすっかり忘れられてしまうことでしょう。

もしかしたら、せっかく興味を持っていただいていた来場者なのにもかかわらず、すでにニーズがなくなっていることも……。

それならまだしも、他社の競合サービスを利用されていていたら目も当てられません。

名刺を交換したら、できるだけ早くデータ化し、社内のデータベースへ登録して次のステップに進める準備をしておきましょう。

簡単にデータ化するには?

名刺をデータ化するにはどうすればいいのでしょうか。

もしかしたら、ひとつずつ手入力してエクセルで管理という企業様も中にはあるかもしれません。

しかしそれでは展示会等で集めた多くの枚数をこなすのは時間も労力もかかります。

だからこそこういった単純作業は専用の機器やツールを使うことで効率的に、かつ確実にまとめるようにしましょう。

たとえば最近は、来場者バッジをバーコードリーダーで読み取り、データ化してしまうという便利なシステムがあります。

これだと登録されている情報をまとめて引き出して登録できるので、内容にぶれがなく確実に来場者の情報を得ることが出来ます。これは便利ですが、それなりの費用がかかります。

一方で、ある程度多くの来場者がいらっしゃるとはいえ、そこまでの費用をかけられない企業様も少なくないでしょう。

その場合は名刺用のスキャナで一気に名刺をスキャニングしてデータ化する方法が便利で、比較的安価に出来ます。

さらにお手軽な方法としては、スマートフォンで名刺を読み込んで、手軽にスキャンするアプリが多数リリースされています。このようなツールを利用することで簡単にデータ化が可能です。

取り込まれた名刺データは、名刺に書かれている名前や肩書き、住所などをどれがどの要素なのか自動的に判定し、それに対応したカラムに次々と保存していってくれます。

導入する側は、それらのデータがきちんと認識されているかを確認するだけで済みます。

このように、費用やリソースをかけなくても、簡単に名刺を整理できるようになっていますので、是非まずはデータ化を進めていって下さい。

来場者お礼メールはスピード感を持って

データ化することができたら次は、来場のお礼メールを送りましょう。

通常は展示会の翌日~3日以内にはできれば送りたいものです。これは展示会だけでなく、セミナーフォロー等にも同じことが言えます。

来場者の記憶に残っているうちに、お礼メールを送ることで、少しでも気にかけてもらえるきっかけを作ることが大事です。

お礼メールのあとは、通常自社で配信しているメールマガジンの配信を行い、興味関心度に合わせてメールや電話でアプローチするなど、見込み顧客から、案件の創出へ繋げ、そして売上に結びつくように育成できれば理想的です。

まとめ

展示会というのは、一気に多くのお客様と接触する絶好のチャンスです。

今はニーズがなくても、3ヶ月後、半年後、1年後もしかしたら案件が出て、次に繋がる可能性があります。

だからこそ、獲得した名刺情報はできる限り早くデータ化をし、一次フォローを早めに行うことが肝心です。

このひとつずつの積み重ねが、展示会来場者を商談に結びつけるための下地を作ることに繋がると思います。

かといって、その下地を作ることが一番難しいし大変……と、感じる担当者様は少なくないと思います。

ビーダッシュでは人を集められる展示会施策のご提案はもちろんのこと、来場者のフォローまでをもお手伝いすることが出来ます。

今はまだ、”とりあえず展示会に出している”という企業様は、ビーダッシュで人を集められる展示会に変えてみませんか?

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