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2017-08-25(Fri)

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展示会成功の秘訣はポップアップストアに学べ

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プロモーションのために期間限定で登場する「ポップアップストア」。今をときめくメッセージアプリ「LINE」のオリジナルキャラクターのグッズが並ぶポップアップストア「LINE FRIENDS」が新宿に登場し、想定をはるかに上回る集客を実現しました。同じく象印の定食屋も登場し、顧客の評判は上々だったとのこと。

このポップアップストア成功例を踏まえ、サービスを企業に紹介する「展示会」にも活かせるリアルプロモーションのポイントをご紹介します。

【1】立地を最優先する

当然ながら、場所は最大の優先ポイント。通行人に足を止めてもらうには、人通りの多い場所でなければなりません。特に「認知度を高めたい」「これからファンを増やしたい」という状況ならなおさら人目につく必要があります。

「LINE FRIENDS」はまだ歴史が浅く、「LINE」は有名でもキャラクターにまで強い愛着を持っている人はまだまだ少ない状況でした。良い立地に出す分高い賃料が必要になりましたが、まずは多くの人の目に触れるようにと立地を最優先したとのこと。

【2】目的を明確にする

その分スペース活用にはかなり工夫をしています。狭いスペースだからと無理やり商品を詰め込むのではなく、大きなぬいぐるみを置いてフォトスポットを確保。商品の置くスペースが減るのでデメリットに思われがちですが、訪れる人からの評判は良く、結果的に顧客満足度が上がっているそうです。

展示会に出展する際も、単に売り上げを伸ばしたいのか、認知度を高めたいのか、ブランド力を高めたいのかなど、まず目的を明確にしてから具体的な内容を詰めていきましょう。

【3】サービスに限定感をプラス

季節のイベントに合わせた商品やご当地感のある商品を展開するのもポップアップストアの鉄則。期間限定の店舗だからこそ、旬な要素を詰め込んで特別感を出し、話題性を高めるのです。そうするとメディアにも取り上げられやすくなり、露出も増えます。

6~7月なら七夕、8月なら花火、10月ならハロウィン、12月ならクリスマスなど季節のイベントを取り入れるのも良いですし、旬の食材・素材も用いるのもいいでしょう。こうした限定感のあるサービスはシェアもされやすいので、口コミ効果も狙えます。

【4】購入前に体験させる

高価なサービスであればあるほど、購入のハードルが高くなるのは当然です。そこで、展示会などのリアルイベントではサービスの体験ができる取り組みを行うのがおすすめ。

象印のポップアップストアでは、飲食店として店舗を出し、象印の炊飯器で炊いたごはんを使った「ごはん定食」を出すなどして炊飯器の性能を訴求しました。購入前の検討段階でリアルな体験を届けられると、ユーザーも安心してサービスを利用することができます。

まとめ

BtoBのサービスであっても、可能な限り展示会などでリアルな使用感を伝えられるような施策を実施すると良いでしょう。展示会の内容に悩んでいる方は、ポップアップストアの取り組みを分析すると有益なヒントが隠れているかもしれません。

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