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2017-11-20(Mon)

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Amazonランキング1位「まいにち、修造!」の誕生秘話

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日めくりカレンダー『(日めくり)まいにち、修造!』をご存知でしょうか?2015年Amazon和書総合年間ランキングで見事一位に輝き、多くの人の心を掴んだカレンダーです。どうして今時「日めくりカレンダー」で消費者の購入意欲を刺激したのか、誕生秘話をご紹介しながらその企画術を紐解きます。

【1】コンセプトは「応援」万人に愛される商品に

曜日を入れずに何度も繰り返し使用できる日めくり形態のカレンダー「まいにち、修造!」は2015年Amazon和書総合年間ランキングで1位になりました。

日めくりカレンダーというと昔ながらのイメージで、今の時代にマッチしていないようにも思えますが、繰り返し使い続けられる形式のカレンダーでもあります。2015年に発売されたものの、2016年以降も使い続けることができるので保存性は抜群。そのため、会社やショップなどの共用施設で愛用される傾向もあります。

そもそも、なぜ松岡氏を起用したのでしょうか?彼のあつい言葉からもわかるように、松岡氏は言葉を大切にしている人です。強いメッセージを情熱的に伝える動画コンテンツも若年層に人気で、SNS認知も高いという特徴がありました。

こうした点から、松岡氏のパーソナルな魅力は「人を励まし応援する熱い姿」ということがわかります。そこで日めくりカレンダーに松岡氏を起用して、コンセプトを「応援」に設定。子どもからお年寄りまで楽しめるカレンダーを作ろうという話が立ち上がったのです。

【2】ネガティブ要素を徹底的に排除

また、コンセプトが「応援」である以上、メッセージはすべてポジティブな方向に寄せています。さらに、誰が見ても傷ついたり不安になったりしないよう、ネガティブな気持ちを抱かせる可能性がある要素はすべて排除しました。たとえば、家族や恋人と言った具体的なワードは、独身の方や恋人がいない人を傷つける可能性があるので使用していません。これは、松岡氏自身の希望により徹底したようです。

そして、すべてが熱いメッセージだと、時には気持ちが乗らずプレッシャーを感じてしまうこともあるだろうと危惧し、おまけページを用意。「本当に落ち込んでいて、ただ励まされても元気が出ない」という時でも、思わずふっと笑えるようなライトなページも用意しています。

このように、『(日めくり)まいにち、修造!』はただ勢いだけに振り切ったインパクト商品ではなく、消費者の気持ちを細部まで想像して緻密に設計したカレンダーなのです。

まとめ

こうした「特徴的な人」を起用して悩みを吹き飛ばす系のコンテンツはネットでも根強い人気を誇ります。たとえば『竹原慎二のボコボコ相談室』もそのひとつ。元WBA世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二氏が、サラリーマンの悩みに対してビシッと胸をえぐるようなカウンターで回答する人気コンテンツです。
ビーダッシュでは、こうした話題を集めるサービス・プロモーション企画のご提案と制作も承っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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