Column
2017-12-05(Tue)
商品認知に効果的なサンプリングですが、ただ配るだけでは購買にはつながりにくいです。理想的なのはターゲット層にピンポイントでサンプリングすること。そこで、カルビーの新ポテトチップス「ぽいっと！」が実施したルミネエスト新宿でのサンプリングイベントについてご紹介します。
カルビー株式会社は、2017年9月末にルミネエスト新宿にて、新ポテトチップス「ぽいっと！」のサンプリングイベントを開催しました。「ぽいっと！」は女性がターゲットで、女性の平均口幅約4.5㎝に合わせて一口で食べやすく開発し、プラズマ乳酸菌1000億個配合しています。そこで、新商品発売直前にルミネにてサンプリングを実施することになったのです。
サンプリングの詳細は、イベント期間中にルミネのアプリ「ONELUMINE」、またはルミネカード提示で先着5000名に「ぽいっと！ナッツソルト味」をプレゼントするというもの。ブースにはフォトプロップスやSNS映えするフォトブースを設け、情報の拡散も狙いました。インスタグラムキャンペーンも同時開催し、「ぽいっと！」な写真をInstagramに投稿すると、抽選でルミネ商品券などが当たります。
サンプリングでは、サンプリング商品の認知拡大や売り上げアップを意図したものが一般的ですが、今回はルミネのアプリと連動することにより、会場のルミネ側にも新規顧客開拓やロイヤリティ向上、集客アップなどのメリットを生み出すことができます。結果として、アプリでは事前に首都圏14万人に対してPRの告知ができ、多数のターゲット女性が来店しました。
このように、サンプリング実施の際は単に商品PRの目的だけを掲げるのではなく、会場側にも利益を生み出せるWIN-WINな企画を考案すれば、会場側の協力も得やすくなるでしょう。会場側の協力を得られれば、良い場所を確保できたり、スペースを大きく取ってもらえたり、事前告知を大々的に行えたりとさまざまなメリットが期待できます。
また、単に多くの人数にばらまくのではなく、メインのターゲット層にピンポイントでアプローチできる方法を採用すればコストパフォーマンスも上がります。コストを抑えたい場合には入念に会場を調べ、厳選しましょう。
ビーダッシュでは、ゴルフライフ事業でこうしたサンプリング企画のご提案も行っています。新規顧客開拓を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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