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2017-09-25(Mon)

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秋元康も頭を捻ったバズ広告”江口愛実”の誕生秘話

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AKB48の江口愛実をご存知でしょうか?これは江崎グリコ『アイスの実』のプロモーション。アイスの実は当時まだ知名度が高くなく、最初の認知度アップが課題になっていました。商品力が高いのに、知られていない。どうやって名前を広げようかと考えた結果、誕生したのが江口愛実です。

この広告は大きな話題になり、テレビ番組でも取り上げられるほど人気を高めました。この江口愛実がどのように誕生したか、大ヒットに至るまでの広告戦略をじっくり紐解いていきます。

【1】人気のコンテンツで新しい切り口を考案

そもそも江口愛実とは、架空のAKB48メンバーです。これは人気AKBメンバーの顔の各パーツを組み合わせて新しいメンバーを作り、それを“商品名”でデビューさせるという画期的なプロモーションでした。江口愛実とは、企業名「江崎グリコ」曲名「アイスの口づけ」商品名「アイスの実」からとった名前なのです。

江口愛実の発想は「だれもやったことがないような広告」「AKBっぽくない広告」という条件から生まれました。これは秋元康氏からの要望。当時からAKB48は人気だったので、すでにAKB48メンバーが登場するCMは多数放送されており、ただメンバーを起用するだけでは目新しいCMにはなりません。さらに、見慣れているので印象にも残らず、広告の意味をなさないのです。

そこで、メンバーをたくさん登場させず、AKB48メンバーのパーツを集めた新メンバーを作ることで、AKB48のCMを成立させました。そして、ここからがさらに話題性を高めるための取り組みになります。

【2】「報道される広告」に

起業が自分自身で発信する情報よりも、他人発信の情報の方が信頼されます。いわゆる口コミもそう。自分の自慢をしている人を見ても、あまり信頼できないものですが、他の人から「あの人は良い人だよ」「こういう人だよ」と聞くと信頼できます。それと同じことで、企業情報も他から発信された方がターゲットに届くのです。

そこで効果的なのが、広告を報道させること。メディアや一般消費者から情報が拡散されるように、広告費の多くをPR用の素材作成および拡散に使用しました。

【3】欲求不満と解消のサイクルを回す

そして、さらなる情報拡散の起爆剤となるよう「発見させる情報」を多く盛り込みました。自分だけが知っている情報や、自分がきづいた情報は人に言いたくなります。その心理を活用し、最初から
「江口愛実は各AKBメンバーのパーツを合成させた架空のキャラです」
とはネタばらしせず、謎の注目新メンバーとして登場させ、それぞれの広告にそのヒントを散りばめていったのです。

こうした情報を小出しにすることによって、欲求不満と欲求解消のサイクルをこまめに回し、飽きさせない広告キャンペーンを実現させました。また、それぞれが「先に解明させたい」と意欲的に情報収集するようになり、江口愛実にはまってしまうファンも多数あらわれたのです。

まとめ

このように、人の心理を踏まえたたくさんの仕掛けにより、江口愛実のキャンペーンはかなり大きな反響を呼び、テレビ放映などでの400件近く取り上げられました。広告制作の際には、どうやったら人に注目されるか、興味関心をもたれるかの2点が重要です。ビーダッシュでは企業やサービスの魅力を最大化させる広告提案を行っています。ぜひキャンペーンの相談などもお気軽にご連絡ください。

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