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2017-05-08(Mon)

コンテンツ

なぜオウンドメディアが必要なのか?

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オウンドメディアは資産になる

SNSの普及など企業とユーザーとの接点が多様化している中、コンテンツマーケティングの中軸としてオウンドメディアの必要性が高まっています。

トリプルメディアのハブとして

コンテンツマーケティングにおける情報発信はペイドメディア、アーンドメディア、オウンドメディアの3つに分けられ、総じてトリプルメディアとも呼ばれます。

ペイドメディアは主に広告で、製品やサービスをダイレクトにPRでき、効果測定しやすいのが特徴です。情報の伝え方としては一方通行になりやすく、広告を打つたびに宣伝費用もかかります。

アーンドメディアはFacebookやTwitterなどのSNSでタイムリーに情報発信でき、双方向のコミュニケーションも可能です。SNS特有の拡散が期待できる反面、炎上リスクの存在も否めません。

これらの間にオウンドメディアをハブとして加えることで、ペイドメディアで誘導、アーンドメディアで拡散というトリプルメディアの戦略的な運用が実現します。

良質なコンテンツを蓄積すること

オウンドメディアはWEBサイトをプラットホームにした自社メディアで、自由なスタイルで情報発信できるのが特徴です。

その分、読み手にとって有益な情報の提供を心掛けます。雑誌と同じように、わざわざ読んでもらえるようなコンテンツであることが大切です。アパレル関係ならコーディネートのアイディア集、不動産関係ならライフスタイルのヒント集といった事業に関連するテーマで、専門性の高いコンテンツを継続的に公開していきます。

トレンドはもちろん、SEOを意識したキーワードの盛り込みも欠かせません。

片手間では難しいオウンドメディアの運用ですが、ペイドメディア、アーンドメディアとは違うメリットがあります。

それは会社の資産になることです。

良質なコンテンツを増やせば、オウンドメディアを含む自社サイトの優位性が高まり、企業価値も上がります。

企業ブランディングにつながる

ブランド力を高めることは多くの企業が目指すところです。オウンドメディアの運用は企業ブランディングにおいても有効な手法といえます。

売るのではなくファンを獲得する

有名芸能人が出版する本、いわゆるタレント本がよく売れるのはその芸能人の名前にブランド力があるからです。

ではブランド力がない場合はどうすればいいのでしょうか。

タレント本の逆で、本の中身で勝負すればいいのです。無名の新人作家でも、面白い本を世に出せばネットの口コミで噂が広がります。その後も面白い本を出し続ければ、作家の名前も認知されるようになり「この作家の本なら買いたい!」という人、つまりファンが増えて、さらに本が売れるというわけです。

ここまで来れば、有名芸能人と同等のブランド力を有していると考えられます。横一線の販売競争から抜け出し、名前を最大限に活かしたブランド戦略が可能になります。

購買意欲を高めるのは信頼関係

企業では本をオウンドメディアに置き換えて考えます。

オウンドメディアで読み手にとって有益な情報を継続的に提供すれば、固定読者(=ファン)を獲得できます。その後もコンテンツの充実を図り、読者数を増やし続けます。

やがて、読者との信頼関係ができてきます。企業に対する信用は購買意欲に直結するため、コンバージョン率も上がります。またオウンドメディアを通じて自社のメッセージを色濃く届けられるので、採用面でも効果が出てきます。

オウンドメディアは企業ブランディング、そして売り上げや採用効率の向上につながるため、運用メリットが大きいのです。

まとめ

いかがでしたか?オウンドメディアは立ち上げてすぐに効果が出るものではありません。しかし、良質なコンテンツの提供とともに運用を継続すれば、やがてブランド力という大きな実を結びます。

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