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2017-10-20(Fri)

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優良顧客をつくるには?固定ファンの多い人気グルメ雑誌「danchu」の秘策

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低迷する雑誌の中でも、グルメ雑誌「danchu」は根強いファンを囲い込んでいます。どのようにしてメディアの固定ファンを創出しているのでしょうか。豊富なノウハウを持っている人気雑誌から、自社サービスの優良顧客づくりのヒントを分析します。

【1】人気特集はシリーズ化する

「danchu」の人気特集は日本酒。まずはその日本酒特集を組むタイミングが重要で、読者が日本酒を飲みたがる2~3月に日本酒特集を組んでいるとのこと。

そして「固定のファン」をつくるために、人気特集はシリーズ化します。顧客は意外と前のことを覚えていないので、何回かに分けて展開しても高い売り上げをキープすることができます。

長く運用すればするほど「ネタ被り」は悩みの種になりますが、人気があれば思い切って何度か切り口を変えながら展開するのも有用な方法。顧客に人気のコンテンツを見つけたら、何回かに分けて提案してみましょう。また、その際は保存性のある内容にして「捨てられない雑誌」にする工夫も忘れずに!そうすれば、読者の記憶に残り続けます。

【2】読者を巻き込む一体型コンテンツを制作

さらに「danchu」のファンを作るために、定期的に試食会を開催しているとのこと。その場で試食をしながら「みんなのおすすめ」を決め、読者を巻き込む一体型コンテンツを制作しています。

同時に「カレー部」「餃子部」などを作り、読者を囲い込むコミュニティも作っているそう。帰属意識が生まれ、メディアに対する愛着が深まります。また、コミュニティそのものに発信力が生まれるので、拡散のきっかけになることもあります。

ユーザーの囲い込みは、どのメディアにとっても大きな課題。どんなコミュニティであればユーザーに求められるか、顧客満足度を高められるかを分析しながら、集客につながるコミュニティを作りましょう。

まとめ

保存性のあるコンテンツは捨てられにくく、顧客の記憶に残り続ける手段として有用です。たとえば導入事例を紹介するにしても、一枚のリーフレットでは捨てられてしまいますが、冊子になっていれば保存されやすくなります。
8~10ページのボリュームを持たせつつ、自社やクライアントの顔を出してリアルなコンテンツに仕上げることで、サービスの魅力をよりダイレクトに伝えることができるでしょう。広告っぽさを出さないために、自然体な対談形式にするのもおすすめです。

ビーダッシュでは、IT企業様中心に保存性の高い広告ツールの制作を多く行っています。ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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