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2018-01-05(Fri)

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湖池屋が「2位からの脱却」を目指す!プレミアムポテチが大ヒット

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2017年2月に、湖池屋から高価格帯のポテトチップス「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズが登場。2017年11月、12月にフレーバーを増やすなど、順調に売り上げを伸ばしています。高単価のラインを作ることで、ポテチの販売量減と販売単価減のスパイラルからの脱却を果たした湖池屋の逆転戦略を紐解きます。

【1】スナック業界2位からの脱却を目指して

日本スナック・シリアルフーズ協会によれば、スナック菓子全体の市場は出荷ベースで3000億円弱。その過半数を占めるのはカルビーで、湖池屋は2位です。そして、ポテトチップスの市場規模は、スナック全体のほぼ半分の約1500億円といわれ、カルビーのシェア率はさらに高くなっています。湖池屋の売上高は会社全体で324億円。ポテトチップスだけの売り上げだと300億円に満たないため、主力商品であるポテトチップスの売上アップが課題になっていました。

しかし、店頭ではポテトチップスが100円以下で売られているケースも多く、単価が低いので売上アップは至難の業。そこで、湖池屋はプレミアム市場を開拓し、マーケットを広げることを目指しました。今やビールは全体の売り上げの10~15%がプレミアム製品といわれていて、確実にプレミアム市場からのニーズがあると踏んでの挑戦でした。

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そうして誕生したのが「KOIKEYA PRIDE POTATO」。素材、皮の剥き方、洗い方、揚げ方、厚さ、油の種類、仕上げなど、まるで料理を作るように、ポテトチップスづくりにこだわっていた創業時代の情熱を胸に、日本産のじゃがいもを100%使用し、素材も製法も一切の妥協なく、老舗・湖池屋のプライドをかけて理想のおいしさを追求したものです。さらに、「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズを起点とした企業ブランディングが評価され、2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

【2】常識破りな「高価格帯のポテチ」がヒット

「ポットチップスは安い方が売れる」という定説を覆して誕生した「KOIKEYA PRIDE POTATO」の出荷額は24~25億円の規模に到達。もともとの価格が高いため、特売などで2割引で売ったとしても単価は120円前後。ポテトチップスでも10~15%のプレミアム市場を創造し、マーケット全体も広げる狙いです。

このように飲食・食品業界では付加価値を高める風潮があり、価格帯のレンジが広がっています。もはや単に安いだけで売れる時代ではなくなり、サービスの総合力が問われる時代に突入しました。価格競争を続けていても、売上が見込めなくなっているのです。

そのため、店舗では特売スペースだけでなく、定番棚でも売れるようにする取り組みが欠かせません。そこで、スナック市場では一人暮らしのユーザーや女性ユーザー向けに小型の袋での販売をし、業務用ルートを拡大するなどチャネル開拓も積極的に行っています。

まとめ

このように、単に価格競争に身を投じているだけでは自社の首を絞め続けることになり、だんだんと苦しい状況に追い込まれてしまいます。場合によっては常識破りな新しい挑戦が必要。サービスの料金プランに幅を持たせるなど、思い切ってプレミアム仕様の高価格サービスをスタートしてはいかがでしょうか。

ビーダッシュでは、こうしたサービスのプランニング・ご提案も行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

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