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2018-01-30(Tue)

採用

“エキナカビジネス”の改革者「スープストック」の人事戦略

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「Soup Stock Tokyo」(以下スープストック)は、首都圏の駅を中心に約60店舗を展開するスープ専門店。エキナカといえば立ち食いそば店、といったイメージを覆した“エキナカビジネス”の改革者は、人材採用手法も革新的です。今回は、そんなスープストックの採用戦術をご紹介します。

【1】店舗アルバイトから人材開発部長に

スープストックでは、一緒に働くアルバイトを「パートナー」と呼び、ひとりひとりを大切にする企業風土があります。こうした土台があったからこそ、店舗アルバイトから人材開発部長になった女性がいます。彼女が今、人事戦略を改変しているのです。

まず、人事戦略では店舗・スタッフの取り組みを「見える化」することが大事。そこで「スープストックトーキョーグランプリ」を開催し、企業理念「世の中の体温を上げる」にちなんで、スタッフがお客さまの体温を上げるために何をしたかというアイデアを募集し、プレゼンでグランプリ選出しています。

壇上でプレゼンすることで、他のメンバーも刺激をもらい相乗効果を発揮できます。スタッフのモチベーションを上げるとともに、接客技術を共有してさらなるサービス向上に寄与しているのです。

【2】アルバイトや社員と良好な関係を築く

スープストックの採用基準は「要望を察知する能力」と「引き出しの多さ」。この2つの能力こそ接客の要であり、これさえ備わっていれば顧客満足度を高めることができるとのこと。面接時の第一印象で大体はわかるといいます。

また、優秀なアルバイトを社員化するために、社員が「はたらく科」という就活セミナーを実施しています。ここでは、実際に社員がどのように仕事をしているかなどを伝えながら、社会人目線での就活セミナーを実施することで、学生の就業意識を高めながらブランドの魅力を伝えることができ、ウィンウィンの取り組みが実現しました。

さらに、スープストックは退職者の出戻りも歓迎。「バーチャル社員証」を導入し、希望する退職者にも社員証を渡し、戻りたい時に戻れる場所にしています。社員と良好な関係を気付くことは、企業にとって根強い資産になります。コツコツした努力こそ、企業を支えるゆるがない土台になるのです。

まとめ

このように、人気企業であっても採用は難しくなりつつあり、多角的な採用活動により初めて優秀な人材の獲得につながるのが現状です。ビーダッシュではこうしたノウハウを活かして、企業様の強みを分析し、求職者に響く求人広告や求人サイトの制作も承っています。お気軽にご相談ください。

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