Column

コラム

2017-10-15(Sun)

コンテンツ

商品・サービスを差別化するブランドストーリーの作り方

イメージ画像

さまざまな類似サービスが誕生し差別化が難しくなっている今、ターゲットの心を動かすために必要な要素は何でしょうか。最近は、商品・サービス選択の基準が値段や性能ではなく、「欲しいと思うストーリーがあるかどうか」という付加価値に移行しつつあります。

そこで、今後サービスを継続・成長させるにあたって必要不可欠な「ストーリーの作り方」について、広告・プロモーションの観点から徹底解説します!

【1】商品の裏にあるストーリーを固める

たとえば「天才的なおじいさんが死ぬ前に10個だけ作った商品」だったら価値を感じますが、同じ商品が100円ショップで大量に売っていたら、一般的には価値が低いと判断されます。このように、「商品・サービスの裏にどんなストーリーがあるか」によって同じ商品でも価値が変動するのです。

ターゲットの心を動かすポイントは、商品・サービスの基盤となるストーリーを作り、設計図まで描くこと。設計図とは「どんなシーンで活用して」「使ったらどんな気持ちになるか」といった具体的な仕様イメージのことです。そこまで突き詰めて想像することで、強いストーリーが誕生します。

【2】ブランディングの三本柱を立てる

商品・サービスのブランディングをする際の重要な三本柱は、物語「ストーリー」、哲学「フィロソフィー」、歴史「ヒストリー」の3つです。この3つを統一したメッセージとしてまとめて広告やプロモーションで発信することで、より強いブランド認知のための基盤ができあがります。

哲学「フィロソフィー」は、いわゆるコンセプトの部分になります。核となるエッセンスをコンセプトワードに落とし込み、商品ブランドの立ち位置を固めましょう。さらにその裏付けとなる歴史「ヒストリー」を添えることで、一気に説得力が増します。この2つの要素をストーリーに入れ込んで発信すれば、商品・サービスの魅力がターゲットの心の中にスッと入っていきやすくなるのです。

まとめ

このストーリー作りの方式は、IT製品にも通じるものです。専門的で理解されにくい複雑なIT製品だからこそ、人の心にストレートに伝わるストーリーを活用して、ブランディングに力を入れていきましょう。
ビーダッシュでは、ブランディングのお手伝いも行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事

サービス

ソリューション

カテゴリー

タグ

タグをもっと見る

最近の投稿

人気記事